Maison Homura
目録

蒐集品

十四点。それぞれに産地、時代、解説板があります。ここは索引で、展示そのものは巻子のうえを進みます。

館蔵品。値ではなく、記録を添えています。

一 · 紙 — 紙
二 · 陶 — 陶
九谷焼 — 石川県加賀
九谷焼
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九谷焼

石川県加賀 · 上絵付、五彩

偶然にゆだねたところは、ひとつもありません。髭の一本まで。

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信楽焼 — 滋賀県甲賀市
信楽焼
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信楽焼

滋賀県甲賀市 · 六古窯のひとつ

色を決めるのは陶工ではありません。火です。

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備前焼 — 岡山県備前市伊部
備前焼
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備前焼

岡山県備前市伊部 · 六古窯のひとつ

釉薬は一滴も使いません。この色は、すべて火がつけたものです。

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有田焼 — 佐賀県有田町
有田焼
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有田焼

佐賀県有田町 · 日本磁器のはじまり——元和年間

日本に磁器はありませんでした。ひとりの朝鮮の陶工が、白い山を見つけるまでは。

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益子焼 — 栃木県益子町
益子焼
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益子焼

栃木県益子町 · 嘉永六年から

江戸へ送る安物の台所道具でした。ひとりの陶工がコーンウォールから帰ってくるまでは。

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常滑焼 — 愛知県常滑市
常滑焼
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常滑焼

愛知県常滑市 · 六古窯のうち最も大きい窯

内側に釉がありません。手抜きではなく、それが要です。

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萩焼 — 山口県萩市
萩焼
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萩焼

山口県萩市 · 慶長年間、朝鮮の陶工から

買った時点では、まだ出来上がっていません。仕上げるのは、十年かけたあなたです。

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土鈴 — 京都の社寺
土鈴
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土鈴

京都の社寺 · おおむね平成——一九九〇年代

見るためのものではありません。振るためのものです。

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三 · 木 — 木
なまはげ面 — 秋田・男鹿
なまはげ面
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なまはげ面

秋田・男鹿 · 文化八年の記録から

鬼ではありません。年に一度、山から降りてきて家をあらためる神です。

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獅子頭 — 富山県南砺市井波
獅子頭
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獅子頭

富山県南砺市井波 · 獅子舞は七世紀の記録から

人の頭を噛みます。噛まれるほうが、良いのです。

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木彫り熊 — 北海道・八雲
木彫り熊
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木彫り熊

北海道・八雲 · 大正十三年から

北海道でいちばん知られた木彫は、スイスの土産物の写しから始まりました。

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加賀人形 — 石川県金沢市
加賀人形
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加賀人形

石川県金沢市 · 江戸期から

あの白は絵具ではない。貝を挽いて、十度も重ねた粉である。

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こけし — 宮城・鳴子
こけし
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こけし

宮城・鳴子 · 江戸後期から

首を回すと鳴きます。その鳴き声で、どこの系統かがわかる。

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奈良一刀彫 — 奈良
一刀彫
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奈良一刀彫

奈良 · 中世の祭礼人形から

鑿のあとは削り落としません。あれが仕上げです。

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根付 — 京・大坂・江戸
根付
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根付

京・大坂・江戸 · 江戸期——十七〜十九世紀

着物には、ポケットがありません。この道具がある理由は、それだけです。

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欄間 — 富山県南砺市井波
欄間
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欄間

富山県南砺市井波 · 井波の彫刻——明和年間から

二つの部屋が分け合うものだから、両側から彫ります。

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寄木細工 — 神奈川県箱根・畑宿
寄木細工
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寄木細工

神奈川県箱根・畑宿 · 天保年間から

色を染めたところは一つもありません。色の数だけ、木の種類があります。

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四 · 金 — 金
五 · 布 — 布