十四点。それぞれに産地、時代、解説板があります。ここは索引で、展示そのものは巻子のうえを進みます。
館蔵品。値ではなく、記録を添えています。

偶然にゆだねたところは、ひとつもありません。髭の一本まで。
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色を決めるのは陶工ではありません。火です。
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釉薬は一滴も使いません。この色は、すべて火がつけたものです。
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日本に磁器はありませんでした。ひとりの朝鮮の陶工が、白い山を見つけるまでは。
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江戸へ送る安物の台所道具でした。ひとりの陶工がコーンウォールから帰ってくるまでは。
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内側に釉がありません。手抜きではなく、それが要です。
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買った時点では、まだ出来上がっていません。仕上げるのは、十年かけたあなたです。
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見るためのものではありません。振るためのものです。
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鬼ではありません。年に一度、山から降りてきて家をあらためる神です。
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人の頭を噛みます。噛まれるほうが、良いのです。
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北海道でいちばん知られた木彫は、スイスの土産物の写しから始まりました。
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あの白は絵具ではない。貝を挽いて、十度も重ねた粉である。
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首を回すと鳴きます。その鳴き声で、どこの系統かがわかる。
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鑿のあとは削り落としません。あれが仕上げです。
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着物には、ポケットがありません。この道具がある理由は、それだけです。
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二つの部屋が分け合うものだから、両側から彫ります。
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色を染めたところは一つもありません。色の数だけ、木の種類があります。
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