Maison Homura
1733
三 · 木 — 宮城・鳴子

こけし

首を回すと鳴きます。その鳴き声で、どこの系統かがわかる。

こけし — 宮城・鳴子
宮城・鳴子 · 江戸後期から

こけしは、椀や盆を挽いていた木地師が轆轤で挽きます。東北の湯治場に来た人へ売りはじめ、やがて湯の町の土産になりました。

伝統こけしには十一の系統があり、系統とはそのまま土地のことです。顔が違い、模様が違い、寸法の癖が違う。集める人は眉の描き方だけで在所を言い当てます。

こけし — 左
左から
こけしの仕事場
作り手の仕事場
作りの順
  1. 木地取りKijidori

    水木や桜を、一年以上寝かせてから使う。

  2. 轆轤挽きRokuro-biki

    胴と頭を轆轤で挽く。それぞれ一木である。

  3. 首入れKubi-ire

    頭を胴に打ち込む。産地によっては、鳴るように作る。

  4. 描彩Byōsai

    顔と模様を筆で描く。描き方はその土地ごとに決まっている。

鳴子は、頭を胴にきつく嵌め込むので、回すと鳴く系統です。

手も足もなく、つけようともしません。作り手に与えられているのは、円柱と球と、筆だけです。

こけし — 右
右から
四方から
こけし — 正面
正面
こけし — 左
こけし — 背面
背面
こけし — 右
覚え書き
作り手
木地師、轆轤挽き
売られた場所
東北の湯治場
系統
伝統十一系統、系統は土地
鳴子
首を回すと鳴く
産地について

宮城の山あいの湯の町です。木地師は湯治場のために椀や盆を挽き、その端材から客の子どもに挽いてやったのがこけしの始まりでした。

棚に並ぶ前に

品は日本で一点ずつ探し、出品する前に撮ります。お探しのものをお書きください。それに応えるものが入りましたら、お知らせします。

お知らせすることがある時だけお送りします。月に二度のこともあれば、何もない月もあります。