焔Maison Homura

Maison Homura

日本のうつわと彫りものの家。

はるか昔に干上がった湖の底の土。四百年、銅を注ぎつづけた町。一本の木から彫り出された姿。この季節につくられたものも、三十年だれかの家にあったものも。

福岡の小さな家に、五つの棚。ひとつ開けてみてください。
だるま、張子の虎、首ふりのべこ、祭りの面。中は空洞で軽く、贈るためにつくられたもの。
一

紙

目を入れずに売られ、わざと倒され、年が明けると焼かれて、また買われる。

この棚に4点棚を開ける
茶碗、狸、招き猫、急須。意見の合わない七つの窯。
二

陶

ある窯は、仕上げを火にまかせる。ある窯は五つの色で五十年描きつづけ、ふっと火を落とした。理由は、誰も知らない。

この棚に9点棚を開ける
こけし、木彫り熊、寄木細工、祭りの面。一木、継ぎなし。
三

木

手順を知らなければ開かない箱。作り手は、その手順を教えてくれません。そして熊は、畑が雪に埋もれるあいだの農家の手仕事から始まりました。

この棚に10点棚を開ける
銅の仏像、七福神、鉄瓶。四百年、ひとつの町で注ぎつづけた。
四

金

一六一一年から金属を注ぎつづける町がある。その銅の色は、塗ったものではない。そして鉄瓶の内側は、決して洗ってはいけない。

この棚に6点棚を開ける
風呂敷、帯、藍の絣、絹の人形。文様は糸のうちに決めておく。
五

布

一八〇〇年ごろ、十二歳の少女が色あせた藍の着物をほどいた。白い斑点がどこから来るのか、知りたくて。その発見を、いまも町ひとつが織りつづけています。

この棚に6点棚を開ける
もうふたつの見かた

時代を旅する

一万四千年と、それぞれの時代がこの家に遺したもの。

時代の巻を開く

地方を旅する

六つの地方と、それぞれが昔から作ってきたもの。

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奥の間

展示室の奥に、もうひと部屋。

どこにも出していない品を、ご招待した蒐集家にだけお見せしています。

棚に並ぶ前に

品は日本で一点ずつ探し、出品する前に撮ります。お探しのものをお書きください。それに応えるものが入りましたら、お知らせします。

お知らせすることがある時だけお送りします。月に二度のこともあれば、何もない月もあります。

または

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